問診について

看護師が患者様の状態を問診いたします。

専門知識を持っている看護師が、医師の診察前に、患者様全員に丁寧にヒアリング・アドバイス・療養指導を行います。

医師の診察をサポートしています。

当院では、初診時に「糖尿病手帳」「HbA1cカード」「網膜症カードor手帳」「血圧手帳」の4つをお渡しいたします。

HbA1c・コレステロール・腎機能・肝機能・家庭血圧などの長期間変動、合併症の状態等が分かりやすく把握できます。

お渡しした4点セットは、診察の際に必ず持参していただきます。

数値の変化を医師や看護師もしっかりと把握することで、より正確な治療を行うことができます。

看護師が重要な検査結果を毎回記入します。

自己管理に役に立ちます。

HbA1cグラフ変動が２年間間隔で表示でき、ビジュアル的に非常に分かりやすく、把握しやすいカードです。

網膜症の状態が経時的に把握できます。

今回の検査は前回と比較して横ばいか、悪化か、軽減かが一目で分かります。

前回検査したのはいつなのか、そろそろ再検査の時期になったかどうかも分かります。

糖尿病患者は元々血圧は上がりやすいです。

また、合併しやすい腎障害・虚血性心疾患の出現・悪化を予防するためには、一段と血圧を下げる必要があります。

外来血圧は高めに出ることが多いので、家庭血圧を確認する必要があります。

家庭血圧値を確認してから、降圧剤の適応や処方調節するのが最良の方策です。

当院では、必要な患者様に日本高血圧協会の血圧手帳をお渡ししています。